喉ニ小骨ガ

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「その他掌編」
ツイッター小説(二百文字以下の超掌編)


ツイッター小説(二百文字以下の超掌編) 本編

2011.02.23  *Edit 

1)『恋する右手(200文字)』(2011.2.9)

 僕――右手は恋をした。相手は左手さんだ。
 僕は彼女に近づきたいと願うのに、いつも本体が邪魔をする。

 ある日の昼下がり、テレビを見ていた僕は名案を思い付いた。
 その夜、僕は本体の口に大量の酒を流し込み、台所で眠らせた。誰かが本体をゆり起こす刹那、僕は背中から踊りだし……

「だから刑事さん、私は何も覚えてないんです、妻を殺すなんて――」

 僕は震える左手さんを、優しく包み込んだ。
 僕らは、銀の輪で永遠に繋がれた。

 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

2)『恋する右手』(2011.2.9)

 僕、右手は恋をした。相手は左手さんだ。
 いつも傍にいたい…思い詰めた僕は本体の口に大量の酒を流し込み、台所で眠らせた。
 誰かが本体をゆり起こす刹那、僕は背中から踊りだし…

「刑事さん、本当に私がこの手で妻を…?」

 僕は震える左手さんを抱きしめ、銀の輪に永遠の愛を誓った。

 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

3)『猫になりたい』(2011.2.9)

「猫になりたい」
 彼女は道端で丸くなる猫を横目に呟いた。
「何で?」
「毎日寝てばかりで、働かなくていいしさ」
「でも自力で餌探すの大変だぞ?飼い猫は部屋に閉じ込められるし」
「そんなの私達だって一緒じゃ――あ、アイツだ!」
「犯人だな!」
 激しく吠えながら二匹は駆け出した。

 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

4)『氷の指先』(2011.2.9)

 温かい布団の中なのに手足が冷たい。私は隣で眠る彼の首筋に触れてみた。
「うわ、冷てーな!」…なんて叱責が今日は聞こえない。
 そして彼の体も私くらい冷たかった。

「これも全部、あの女のせいだよ…?」

 私の指先は、温もりを求めて彼の体をまさぐる。
 切り裂かれた胸の、その奥へ。

 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

5)『サラブレッドの恋』(2011.2.9)

「優勝したら、ぼぼ僕と結婚してください!」
「いいよ」
「えッ」
「でも…私も出場するの。負けるつもりないから」

 僕は必死で走った。遠ざかる彼女の背を追って…届かなかった。
 試合後、逃げるように走り去る僕の耳に彼女のいななきが届く。

「種一回くらいなら貰ってあげてもいいよ!」



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【後書き】補足&作者の言い訳(痛いかも?)です。読みたい方のみ反転を。
(携帯の方は「テキストコピー」でたぶん読めます)
1→最初に考えた話。ショートショートらしいシュールなネタがいいなーと思ったら、予想外に長くなってしまった……。 発案元は当然ミギーですw 2→頑張って短縮してみた。苦しさが伝わると思います。 3→こちらもショートショートの醍醐味、擬人化に挑戦。警察犬のお喋りでした。 4→冷え症の辛さに共感……と思いきやホラー。どーやらこの手のキャラをヤンデレというらしい。 5→馬の擬人化ラブコメ。個人的には一番お気に入りw ラストの牝馬ちゃんは東京ラブストーリーの「かーんち!」みたいなノリをイメージしてくだされ。



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